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墓石について

お墓の色は、黒と白のどちらがいいのですか?
静岡県東部地区では、約半数の墓石に黒御影石が使われています。かつては産地の関係で、黒御影石は東日本、白御影石は西日本で好まれたという背景もありますが、流通の発達した今日では、地域格差もなくなりつつあり、あくまでも好みで使い分けられています。その昔は「黒い墓碑は良くない」と伝えられた地方もあるようですが、墓碑の色に吉凶は関係ありません。最近では、白や青、桜、赤などの明るい色も多数出回っていますので、自由なカラーコーディネートを楽しみましょう。

お墓にも墓相といったものがあるのですか?
家には家相、手には手相があるように、墓に墓相があっても不思議ではありませんが、世の中には行き過ぎた指導や、おどしに近い誤った墓相家がいて、人を惑わすことがあるのも事実です。しかし、常識的に良いことや、風土やその土地の習慣に従ったこと、また歴史的に古くから執り行われることには、それなりの合理性があるわけですから、これらを見極めた上で納得のできる指導が得られれば墓相を取り入れてもいいのではないでしょうか。建墓に欠かせない基本的な常識は沼石が心得ておりますのでご安心ください。

子供がいないと無縁仏になる以外にありませんか?
継承者のいないお墓は、無縁墓地として処分され、遺骨は無縁塚に合祀されます。公営や民営の霊園では「使用名義人の死亡後○年を経過しても祭祀を継承する者がない時には、使用許可を取り消す」と規定されています。また、長年にわたり墓参されていない場合、霊園側では縁故者に照会し、使用の意思がないとみなされると無縁墓として処分されます。納骨堂が完備していれば、遺骨を納骨堂に安置し、無縁仏として供養してくれます。また、生前に規定の供養料を納めると、子孫にかわって永代供養をしてくれますが、文字通り永代の場合と、20年、50年など期限付の場合があります。比叡山延暦寺には、霊園の一部に永代供養の久遠墓地があり、比叡山が続く限り永代供養を約束しています。静岡県内でも永代供養のできる寺院がいくつかありますので、お問い合わせください。

お墓を建てると税金がかかりますか?
一般的に土地や建物などの不動産を手に入れたときには登録免許税、不動産取得税、固定資産税などが課せられます。ただし、お墓に関しては、財産であることには間違いありませんが、その性質上、非課税扱になり、税金を納める必要はありません。つまり、墓地は「購入する」のではなく、使用料を払って「永代使用権を得る」のであって、土地の所有権はあくまでも霊園や寺院にあるからです。この「永代使用権」はゴルフ会員権のように売買することはできません。子孫は、永代使用できますが、継承者が絶えた場合、無料で返還します。ですから、取得税や譲渡所得税、また相続税の対象にもならないというわけです。

結婚して姓がかわると、お墓を相続できないのでしょうか?
霊園の規定によりますが、一般に戸籍上六親等内の血族か三親等内の姻族であれば、相続を認めています。ただ、二つのお墓の祭祀を行うのは経済的にも負担が大きいことから、最近は一つの石に両家の名を並べたり「和」「憩」などと彫り、一緒に祀る形も増えています。

ふるさとのお墓を現在住んでいる土地の近くに移したいのですが、どんな手続きが必要ですか?
お墓を移転する時は、まず菩提寺の住職や墓地の管理者に相談して了解を得ます。移転先に新しい墓地を確保したら、次の手順で移転・改葬を行います。
1、現在の墓地の管理者に、お布施を持参して移転の挨拶に行きます。
2、移転先の墓地の管理者に「受入証明書」を発行してもらいます。
3、現在の墓地の管理者に「埋蔵(埋葬・収蔵)証明書」を発行してもらいます。
4、「埋蔵証明書」と「受入証明書」に印鑑(認印)を添え、現在墓地のある市区町村役場(戸籍課、または住民課)で「改葬許可証」を交付してもらいます。(「改葬許可申請書」に移転先墓地の管理者の署名・捺印があれば「埋蔵証明書」になります。)
5、お墓を移す前に、閉眼法要を営み、墓石から魂を抜きます。
6、墓石を移転先に移すか、無縁墓石として処分します。
7、墓地の管理者に立ち会ってもらい、お墓を掘り起こします。
8、移転先で、墓石の開眼法要を営みます。(遺骨がなければ、お椀一杯の土で)

「全優石」とは何ですか?
「全国優良石材店の会」というグループの略称です。これは、全国から厳しい基準で選び出された一流石材店400社で構成されており、信用や責任を互いに保ちながら全国チェーンでネットワーク活動を進めています。もちろん沼石も加入しています。「故郷の墓石を移転したい・・・・・」。そんな時もぜひ一度ご相談下さい。

建墓の時期と日はいつごろがよいのですか?
四十九日、百カ日、月忌(毎月、毎月の命日)、一周忌までのお盆、お彼岸、一周忌などが一般的です。亡くなられた後、なるべく早く建てるに越したことはありませんが、経済的事由などもありますので、必ずこの日までに、ということはありません。あくまで仏事に関係のある日を目安として考えましょう。また、大安などの暦も普段気にしていなければこだわる必要はありません。家族で決めたその日を目標に計画を立て、建墓という一大行事にじっくりと対処したいものです。すでに「○○家之墓」の墓石がある場合は、新しく墓標を建てるかわりに、墓石に新仏の戒名(法名・法号)、俗名、没年月日、行年(享年)などを刻みます。それ以外の場合は葬儀のときに白木の墓標を建てておき、一周忌までに墓石を用意します。

お墓が完成したらどうしたらいいのでしょうか?
まず、ご住職に「開眼供養」の儀式(入魂式)を執り行っていただきます。これは「魂入れ」とも呼ばれ、ご家族立ち会いのもとで行われます。お墓に宗教的な役割を持たせる大切な法要であるとともに、おめでたい儀式でもあります。その際、ローソク、線香、酒、水、香花を準備するのが一般的ですが、さらに、米、塩、供物などがあれば良いでしょう。寺院によっては異なる場合がありますので、事前にご相談ください。儀式の最後に周囲のお墓にもお線香をあげ、新しく仲間入りした挨拶と工事中の迷惑をお詫びし、今後の幾久しいおつきあいをお願いします。

納骨はいつもでに済ませればいいのですか?
できるだけ早めに行います。新しくお墓を建てられた場合、納骨はできるだけ早めにすることが大切です。ただし、火葬の後まだ墓地がなかったり、郷里の墓地に納めるなどの事情で、自宅に安置するのが長くなる場合は、「仮納骨」といって寺院や霊園の納骨堂に一時的に預けておくこともできます。

お墓に好きな文字を刻むことはできますか?
好きな文字や言葉など、宗派や家名にこだわらない方が増えています。歴史的にみますと平安時代の頃、当時の支配階級であった貴族が墓石に梵字や経文を刻んでいました。庶民が名や戒名などを刻むようになったのは、明治以降、共同墓地などが設けられるようになってからのことです。墓石の文字は、本来故人の心にそうものであれば、何でもかまいません。最近では公園墓地などに「愛」「静」「憩」「浄」「真」「眠」「夢」「空」「清」「やすらぎ」といった文字や、故人の座右の銘を刻むなど、宗派や家名にこだわらないお墓も多く見られます。

お墓の建て替えとはどのようなことですか?
お墓も家と同じように、古くなったら建て替えを考えましょう。昔は加工しやすい柔らかい石を使ったため、長い年月の間に風化が進み、欠けたり傾いたりしているお墓をよく見かけます。そのままにしておくのはご先祖様にも申し訳がありません。また、かつては個人で一基の墓石を建てていたので数が増えてしまい、古いお墓を整理して新しく造り替えたいという方もいらっしゃいます。